サラリーマンの聖地、新橋で魚を食べられる居酒屋と言って真っ先に思いつくは… そうです『魚金』ですよね。
コストパフォーマンスが高い居酒屋の代名詞。
和食、洋食、とんかつ、茶碗蒸し、クラフトビールと、今までにさまざまな業態のお店をオープンさせてきましたが、2022年5月10日に満を持しての新業態【鮨屋のうおきん】がオープンしました。
店舗の場所は、新橋の旧魚金3号店跡地。こちらをカウンターなどを設え、改装。
現在はL字カウンターが設置され、カウンター7席とテーブル席1席(2人掛け)の計9席。
こじんまりした店舗です。
先日、お店を訪問して噂のコスパ最強鮨をいただいてきました。
噂に違わぬステキで美味しいお店でしたので早速レビューしていきます。
★この記事は3分程度で読むことができ、料理の内容・金額・サービス・オススメの予約方法について知ることができます。
鮨屋のうおきんのコースと料金
コース:全24品(鮨/酒の肴を織り交ぜた)のおまかせコース
コースはこちらコースのみ。
コース料金:4,800円
席料:500円
サービス料:5%
★お酒は別途料金が発生します。
都内で、板前さんが目の前で1貫づつ握ってくれるお鮨を、4,800円で食べられるお店はそう多くはないですよね。
お店に入って目に入ってくるのが、高級すし店にも負けない一枚板のカウンター。こちらで板前さんが鮨を握り、お客さんに提供します。
鮨屋のうおきんの料理(にぎりと肴)
それでは、当日、私がいただいたメニューです。
三陸産のわかめときゅうり、新生姜のおつけもの
こちらは、お代わり自由ですが、大将曰く『かなりの量の鮨と肴がでるのでこれをおかわりすると、終盤がキツくなるのでほどほどに』とのこと。
きゅうりとわかめは、少々酸味が強めの自家製ゆずポン酢でいただきます。
1.熊本産はも 梅肉ソース添え
はもの歯ごたえがよく、少し酸っぱい梅肉ソースでさっぱりととした初夏にぴったりの味わい。
2.広島産 真牡蠣
実がふっくら大きく、口にいっぱいに海のミルクがしみだして絶品
3.新潟産本鮪中トロ
新潟産本鮪はあまりお店で見ることがないのですが、本鮪ならではの脂のノリでねっとりとろり口の中でとろけます
鮨のシャリには赤酢が使われています。
また、ネタに合わせ、しょうゆ・塩・スダチなど大将によって仕事がしてあるので、そのままいただけます。
4.しまあじ
5.熊本産 車海老
6.愛知産 稚鮎の天ぷら
こんなに小さい魚なのに、苦みとうまみのバランスが絶妙、外はカリっ中はジューシーで、噛んだ瞬間にジュワっとうまみがしみだす逸品。揚げ方が最高♡
7.天然真鯛のにぎり すだちをひと絞りして塩で
口に入れた瞬間に柑橘の爽やかな香りと酸味が広がる一品。とっても爽やかで美味♡
8.千葉産 カツオ自家製玉ねぎソース添え
かるく炙られたカツオにさっぱり玉ねぎソースがベストマッチ!
9.宮城産 すずき
身がとてもきれい。淡白で歯ごたえがあり!お醤油がいい仕事しています♡
10.いくらとずわい蟹の手巻
隠れて見えないのですが、蟹がたくさん入っていて、お米はほんの少し。お寿司というよりも、蟹のおつまみという贅沢な手巻
11.茶碗蒸し(プレーン)
魚金さんは茶碗蒸しのお店を持っているほど茶碗蒸しに力を入れています。
出汁の風味をダイレクトに味わえるプレーンの茶わん蒸しは、おかわりしたくなるほど絶品♡
12.千葉産 天然真鯛ワサビ添え
天然の真鯛をおろしたてのワサビとともにいただきます、皮目がパリッとしていてます
13.富山産 白えび
口に入れる、トロッととろけて柔らかい甘みが残る、お醤油との相性も抜群!
北陸の味を堪能
14.長崎産 いさき
焼きでしか食べたことなかったので、初めての食感に驚きました。食感は鯛に近いかな(魚音痴ですみません)身の色がとっても鮮やかでキレイ♡
15.北海道根室産 むらさきうに
ちょうど、夏に向かってむらさきうにのシーズンに入ったところ。
トロットロで超絶美味しかった♡
16.新潟産 真蛸
新潟産の真蛸を塩×すだちの組み合わせでいただきました。このほんの少しのすだちが薫り高く
口に入った瞬間に華やかな印象を付け足してくれて、蛸の味とベストマッチ!
17.宮城産 北寄貝
このあたりからコースも佳境に入ってきます。
18.海ぶどうと鮪の手巻
プチプチとした海ブドウの食感に、鮪の中トロのとろとろ食感、違う食感同士が組み合わさって
新しいハーモニーが産まれる感じを楽しくいただけます♪
19.春子鯛
20.本鮪大トロ
均等なサシのはいりと大トロならではのツヤツヤした見た目。
こんなに大ぶりな切り身でも、口の中に入ると一瞬でとろけてしまう
21.卵焼きとべったらづけ
22.あなご
ふわっふわのあなごで口にいれるとすぐになくなってしまいました
23.梅と長いもの細巻
梅の酸味と、ながいものシャキシャキした食感がたまりません!〆として最適
24.濃厚しじみ汁
上手くさつえいできず、ただ濁っているように写ってしまいました( ;∀;)
とても濃厚、お椀の下には沢山のしじみが入っています。
★ここからがこの鮨屋のうおきんの凄いところなんです!!!
今まで食べてきた品の中からお好みのものを2品おかわりできます。
(うに・大トロは勘弁してくださいとのことです。)
私は、いただいた中から、白えびすだち塩(最初は醤油でした)と中トロを追加でいただきました。
白えびの甘さ再来です♡
最後にお口直しのデザートに高級さくらんぼ佐藤錦がでました。
全24品+おかわり2品+デザート
凄いボリュームですね。
大将や、店員さん曰く、『昼食を早めに少し食べて、お腹が空いたのを我慢して来店してもらうくらいがちょうどいいです。』の事(笑)
鮨屋のうおきん お酒
お酒のメニューは机の上に置かれています。
姉妹店、魚金醸造のクラフトビールは生ではなく、缶で提供されます。
ここに書いていない日本酒やワインもあり、好みを伝えると数種選んで出してもらえまよ!
店員さんが、お酒のことをとても勉強されていて、美味しく楽しくお酒をいただくことができます♡
ただ、鮨コースの値段から考えると、お酒のお値段のバランスが少しだけ悪いようにも感じちゃいますが、どこかで利益を取らないとやっていけないので仕方ないですね。
鮨屋のうおきん 予約のコツ
鮨屋の魚金さんのは、火曜日から土曜日までの営業で
【月~金】 18:30~/20:45~の2部制
【土曜日】 16:00~/18:30~/20:45~の3部制となっています。
現時点での予約の状況は、9月まで埋まっているようです。うむ。。。今から予約して3か月(涙)
でも、あきらめないでください!!
【おすすめ手段1】 競争度高め
鮨屋のうおきんさんのInstagramをフォローしておくと、キャンセルが出た場合、ストーリーに情報があがります。
Instagramをフォローして、こまめにチェックしてきましょう。
【おすすめ手段2】
Instagramのコメントにも書かれているように、営業時間中は電話がつながらないことが多いです。
もし、お近くに住んでいる・会社勤めしている場合には直接お店に行き予約状況を確認してみましょう。
【おすすめ手段3】
とりあえず、今入れられる最短の日を予約しておき、お店が始まる前の時間(16時くらい)に電話をかけてキャンセルが出ているかを確認する。
予約した日より前の日付でキャンセルが出ていたら、そちらに振り替える。
私もそうだったのですが、鮨屋のうおきんさんで食事をしたひとは、結構な確率でリピーターになるため、会計時に次の予約を入れるため、どんどん予約が埋まってしまいます。(電話がつながりにくいため、帰りに次の予約を入れる人がほとんどです。)
このような理由から、上に記載したどの手段にも共通して言える事なのですが、先の日程であっても、とりあえず日にちを抑えておくことが重要ですよ。
今後ネット予約も開始するようですが、現在まだネット予約は稼働していません。
鮨屋のうおきん 予約電話番号 080ー3682-3836
(食べログに記載されている番号とは違いますが、こちらの方が若干つながりやすい気がします。)
食べログ記載の電話番号はこちら⇒ 050-5890-7545
まとめ
小さなお店なので、大将・店員さんとのやり取りを楽しみながら、鮨、お酒をリーズナブルに楽しめる最高なお店でした。
予約を取るのは困難を極めますが、頑張って予約する価値絶対にあります!
たった9席 今は椅子取りゲームみたいになってしまっていますが、その椅子に座ることができた先には至福の時間が待っていますよ♡