鮨屋のうおきんは、『魚金』グループが満を持して出店した新業態のお店です。
旧新橋魚金3号店を改装して、2022年5月10日に開店しました。
開店当初は、東京の鮨屋でこの値段は価格破壊だ!と言われるほどの高コスパを実現したお店で、2か月以上予約が取れないほどの人気店でした。
さて、あれから4か月が経過した今、鮨屋のうおきんはどうなっているのか、再訪問してきました!!
開店当初と、現在のメニューやサービスを徹底比較していきます。
★この記事は3分程度で読むことができ、開店当初と現在のメニューやサービス内容を確認することができます。
メニュー比較
まずはじめに、前回のメニューと今回のメニューを単純に比較してみたいと思います。
★表の鮨区分は、鮨として提供されたネタに〇を入れています
| 品数 | 前回ネタ | 鮨区分 | 今回ネタ | 鮨区分 |
| 1 | 熊本産はも梅肉ソース | 沖縄産糸もずく | ||
| 2 | 広島産真牡蠣 | 三重産めいちだい | 〇 | |
| 3 | 新潟産本鮪中トロ | 〇 | 熊本産中トロ | 〇 |
| 4 | しまあじ | 〇 | 神奈川産タコ柔らか煮 | |
| 5 | 熊本産車海老 | 〇 | 愛知産しまあじ | 〇 |
| 6 | 愛知産稚鮎の天ぷら | 愛知産平貝 | 〇 | |
| 7 | 天然真鯛にぎり酢橘塩で | 〇 | 長崎産まめあじ | |
| 8 | 千葉産かつお自家製玉ねぎソース | 静岡産こはだ | 〇 | |
| 9 | 宮城産すずき | 〇 | 淡路産新いか | 〇 |
| 10 | いくらとずわいがにの手巻 | 〇 | 熊本産本鮪をすき焼きで | 〇 |
| 11 | 茶碗蒸し(プレーン) | いくらとずわいがにの手巻 | 〇 | |
| 12 | 千葉産天然真鯛ワサビ添え | 海ブドウと中トロの巻物 | 〇 | |
| 13 | 富山産しろえび | 〇 | 北海道厚岸ばふんうに | 〇 |
| 14 | 長崎産いさき | 〇 | 千葉産カツオのたたきネギ生姜 | |
| 15 | 北海道根室産むらさきうに | 〇 | 仙鳳趾生牡蠣 | |
| 16 | 新潟産真蛸 | めいちだい | 〇 | |
| 17 | 宮城産北寄貝 | 熊本産車海老 | 〇 | |
| 18 | 海ブドウと鮪の手巻 | 〇 | あなご | 〇 |
| 19 | 春子鯛 | 〇 | べったら漬け | |
| 20 | 本鮪大トロ | 〇 | 一番出汁しじみ汁 | |
| 21 | 卵焼き・べったら漬け | なし | ||
| 22 | あなご | 〇 | なし | |
| 23 | 梅と長い物細まき | 〇 | なし | |
| 24 | 濃厚しじみ汁 | なし |
こちらのメニューの他におかわりを2かんお願いすることができます。
おかわりのルールとして、大トロ・うに・いくらを選択することはできません。
さてさて、一見してわかることとしてメニューの数がだいぶ減らされています。
開店当初、かなり多く出しすぎていて、お腹いっぱいになりすぎてしまうという意見が多かったためにメニューを減らしたようです。
このメニューを減らしたことは、残念と思われる方もいるのではないでしょうか・・・。
正直、私もその1人です。
クオリティーの比較
正直、味覚に関しては十人十色というところがあるので、あくまで私が感じた点や、視点となります。
前回は24品と品数が多かったため、『鮨』としての提供と『つまみ』としての提供バランスが絶妙だったのですが、今回の訪問時はどちらかというと『鮨』でお腹いっぱいになってもらおうという方向変変換なものを感じました。
前回、つまみの数、つまみのセレクト(種類)、クオリティーに関して繊細さがあり、絶妙だったのですが、今回はひとつひとつのつまみが、大ぶりで大胆なものが多かったように感じました。
例を挙げると、箸休めになるような茶碗蒸しが削られていました。
前回の鮨以外の提供が10種ありましたが、今回は7種に。
また、私が一番衝撃を受けたのが、コースメニューの最後に提供されたしじみ汁です。
こちらは、写真で比較してみたいと思います。


左側の写真が前回提供された『濃厚しじみ汁』右側の写真が今回提供された『一番出汁しじみ汁』です。
お吸い物としては、右の写真のほうが綺麗で美味しそうと見えるかもしれませんが、残念なことにまったく味がしません。
前回頂いたしじみ汁は、下に沈んでいるしじみが上から見えないほど、しじみの出汁が濃く食事の〆に最適な汁物でした。
メニューのところでも書きましたが『おかわり』は、今まで通り2かん選ぶことができました。
コースメニューの中には巻物の提供がなくなりましがた、この『おかわり』では、巻物をお願いすることができました。
私は、おかわりで『とろたくの巻物』をリクエストしました。
それがこちら

すこしだけ粗の目立つ巻物でした。
すし職人一人で決まった時間内に10人程の食事ペースを考えながらコースを完遂させなければいけないので、多少の粗さは仕方ないのかもしれませんが、前回は感動しきりだっただけに、ちょっと残念に感じてしまったところでした。
悪い点を挙げてしまいましたが、新たな挑戦というのか工夫されているメニューもありました。
鮪の大トロをすき焼き風にいただく料理で、残ったすき焼きの割り下と卵の中にご飯を入れてくれます。


大トロはそのままで食べたい!と思う人もいると思いますが、私的にはこういう飽きさせない工夫は大歓迎でした。
サービスの比較
サービスは相変わらずホスピタリティに溢れた対応で素晴らしかったです。
ただ、オープン当初と比べるとはやり変わっているところがありました。
これは、他のお店(チェーン店)にもある事なのかもしれませんが、開店当初は開店に合わせたプロ(開店請負人的な立場の人)が接客やプロデュースを担当している事が多く、鮨屋のうおきんさんも立ち上げスタッフの方が居ました。
立ち上げスタッフの方は、ドリンク全般についてとても勉強されていて、日本酒、ワイン、焼酎など、お鮨とのマリアージュを楽しめるように『メニューには載っていませんが、こんなのもありますよ!』と提案してくれました。



しかし今回そのスタッフの方は、新しい店舗の立ち上げのためにすでにほかの店舗にいかれてしまったとのことで、メニューに載っているお酒以外の提供、提案はしていただけませんでした。
そういったプラスの要素も楽しみにしていたところがあり、受け継いでいるスタッフがいなかったことを少し残念に思いました。
ただ、今後お酒の部分に関しては、すし職人のおにいさんが『受け継いで頑張っていきたい!』とおっしゃられていたので、これからに期待ですね。
その他 感じたこと
鮨屋のうおきんを再訪して感じたことがありました。
それは、この鮨屋のうおきんのサービスを最大限に受けるためには、その日の最後の時間(遅い時間)のカウンターの予約を取るのが最良なのではないかということです。
初回訪問した時は、土曜日の一番遅い20時45分のカウンター席で予約をしました。
2回目は土曜日の一番早い16時のカウンター席で予約をとりました。
時間と席について感じたことは以下の通りです。
★カウンター席が良い理由
- すし職人と対話しながら食事を楽しむことができる
- 食事するタイミングを見計らって1貫ずつ提供してもらえる
- 鮨屋の醍醐味を味わえる
鮨屋のうおきんさんは、9割がカウンター席になっているのですが、1組3名で利用できるテーブル席が1つだけあります。
こちらの席は、カウンターから少し離れているため、すし職人と細かなやり取りをすることが難しいのと、握りが数貫まとめて提供されるというデメリットがあります。
★遅い時間が良い理由
- ゆっくり食事ができる
- すし職人や店員tコミュニケしょんを取りながら食事ができる
2回目に訪問した時に感じたのがこの、時間に関してのことでした。
早い時間の予約の場合、次の予約客がいる完全入れ替え制のため、食事時間をせかされるような感覚がありました。コミュニケーションに関しても最低限といった感じです。
一番最後の時間の時は、食べる速度に合わせて、すしやつまみを提供してくれたり、いろいろな話をしてくれたりと、コミュニケーションの部分でのエクストラを楽しむことができました。
この『エクストラ』の部分の感じ方は人それぞれ(あくまで食事することがメインのため)なので、重視されない方もいると思いますが、私は鮨を食べるときは対話も一緒に楽しみたいタイプなので、そういった意味で、予約時間は重要だと感じました。
まとめ
コスパ最強と話題のすし店、鮨屋のうおきんさんのオープン当時と現在を徹底比較してみました。
感じ方は人それぞれであり、あくまで私が感じた正直な感想をまとめました。
開店当初と比べると、少々のスケールダウンは感じるものの、それでもまだ十分にコスパのいい部類の鮨店といえるのではないでしょうか。
また数か月後に再訪してレビューしてみたいと思います。



